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畠中恵 「つくもがみ、遊ぼうよ」 

畠中恵 「つくもがみ、遊ぼうよ」



つくもがみ、遊ぼうよ
(amazon画像)





あらすじ


われは器物が百年の時を経て妖と化した、付喪神である。

損料屋の「出雲屋」には付喪神が数多く居た。
十夜と幼馴染の子供たちは付喪神と遊びたがっていたが
付喪神達はそれを嫌がっていた。
そんな中出雲屋に新しくやってきた双六のつくもがみ「そう六」。
そう六は、子供たちに自分と双六の勝負をして
負けた方が勝った方の望みを聞くと言うルールで勝負をしようと言う。
双六の各マス目にはそれぞれ付喪神が住んでいて、
止まったマス目の付喪神と勝負をして、
勝てばコマを進めることが出来る。
さっそく勝負を始めるが、
一マス目の相撲の金太郎がいつの間にか正月の羽根つきに代わっていて、
子ども達も双六の紙の上から出られなくなってしまう。
呆然とする子ども達、あわてるそう六、首をひねる周りのの付喪神達。
なぜそうなってしまったのか…?

出雲屋の付喪神達の前に、
突然手に手に刀を持った雛道具の付喪神が現れて…

双六の独楽回し勝負、
なぜ双六の中の付喪神達は新しい独楽を手に入れられる?

勝負に負けた付喪神達が家出した。
「付喪神一同は家出します。
 仲直りの方法は、ごめんなさいと言ってほしい、
 金平糖、茶饅頭、焼き芋を用意してください。
 それから、おなかが空くから早く捜しに来てください。」

江戸の大店、札差の大久屋さんの生き別れの子供「お兼」が見つかった。
お兼が発した言葉でショックを受ける十夜だが、お兼は突然姿を消した…

時代小説連作短編



感想


「つくもがみ貸します」の続編、
「貸します」の主人公お紅と清次の子供世代、
十夜と幼馴染達、そして付喪神達の話。
前作の最後から時が流れ、
お紅も清次もしっかりと良い親になっていてなんだか嬉しい。
あ、恋敵だった佐太郎もしっかりと出てきて、十夜の幼馴染の父親。
そちらもしっかりとした父親になっているのもいいな~。
うんうん、成長したね、と言う感じ。
ん?って事は上方に行っていた佐太郎はやっぱり江戸にもどって来たのかw
お紅と清次が落ち着くまでにまたひと波乱あったのかな??
でも「貸します」の最後の終わり方だと
何があってもゆるがなさそうだったから、特に波乱もなかったのかもね。


「貸します」での付喪神と人間の関係
付喪神は出雲屋の中で付喪神同士で話、人間と話すことはあまりないが、
「つくもがみ遊ぼうよ」での付喪神と人間の関係は、
清次や佐太郎の子供たちが、子供パワー?で付喪神を困らせて
付喪神達が、我等は子供の玩具ではない!と怒るような関係。
それが、双六&そう六をきっかけに子供達と付喪神は
協力し合う関係、そして友達となる。
んー、付喪神がなんだか「しゃばけシリーズ」の妖怪みたいな存在に…
って、付喪神も妖怪には違いないんだけどね。
妖怪みたいな存在にと言うか、役割にと言うか…
しゃばけの妖怪達みたいな性格にと言った方が近いかな?


途中から出てきて、子供達と知り合いになる札差の大久屋さん、
札差をしているから、いい人だけでは務まらないのだろうけれど
それでもやっぱりいい人で(やさしい人と言うべきかな?)
大久屋さんの願いが叶えばいいな…とこちらも願ってしまう。


子供達がしっかりしていて、付喪神の協力で?
いろんな謎を解いていくんだけれど、
しっかりはしているけれど、子供ゆえにどこかが抜けていたり
考える事が幼なかったりする部分や
付喪神が暴走したり、迷走したりする部分を
清次達親が助けたり、怒ったり、教えたり、
付喪神とのかかわり、事件の謎ときだけではなく、
家族の暖かさも感じられる。
そんな物語。


んー、これもシリーズ化??
もしシリーズ化した場合、大久屋さんの願いは叶うのだろうか??
それも気になるし、
十夜達が大人になったら、付喪神との関係性も変わるのかな?
それも気になる。
シリーズ化するかどうかは知らないけどね。


おかしみがあって、暖かくて、
この人の話はどれも好きだな。
次に出るのはしゃばけの最新刊になるのか?
別の物語になるのか?
次に出る本が楽しみ。





「小説メモ:時代小説ファンタジー」
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先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
[ 2014/05/13 23:49 ] [ 編集 ]
藍色さん こんばんは

ご訪問ありがとうございます。
こちらもトラバさせていただきますね。
[ 2014/05/14 21:44 ] [ 編集 ]
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「つくもがみ、遊ぼうよ」畠中恵
江戸は深川。僅かな賃料と引き替えに、何でも貸し出す損料屋の「出雲屋」には、つくもがみという妖怪と化した古道具たちがたくさん!威張りんぼうで、そのくせ友情にあつく、噂話にお茶や焼き芋、いたずらが大好き―主夫婦・お紅と清次のひとり息子十夜と幼なじみの子供らは、つくもがみたちと様々な大騒動を繰り広げ、健やかに成長していく―。 出雲屋ご夫妻が主役だった前作から、今回は子供たちの話になっています。 ...
[2014/05/13 23:38] 粋な提案
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